子育て

【出産レポ】32時間も…超絶過酷だった初産(自然分娩・里帰り・立ち合い)

こんにちは。ピロリ(ピロリ)の妻のヤーヤーです。

久しぶりにブログ更新の筆を執った理由それは…

ヤーヤー
ヤーヤー
昨年2019年9月に出産しましたー! 

人生の一大イベントである出産を経験いたしました!

トータル32時間15分もかかった過酷な出産の様子をレポートしたいと思います。

【全体像】お産全体のまとめ

経過のレポートの前に、まずはお産全体のまとめをお伝えします。

分娩方法:自然分娩
分娩所要時間:32時間15分
予定日:9月3日
出産日:9月6日(40週3日目)
出生児体重:3215グラム

32週から遠方の実家へ里帰りしてました。
夫ピロリ(ピロリ)には陣痛が始まってから駆け付けてもらい、立ち合い有りの出産です。

【時系列】出産までの動き

無事に出産に至るまでの日々の流れを時系列で追ってみます。

9月3日(予定日:40週0日目)

予定日ぴったりの日に妊婦検診に行きました。
いつものエコーの前にNST(ノンストレステスト)を受診。
これはお腹の赤ちゃんが起きた状態ですべき検査なのですが、我が子は検査中ず~っと寝たまま(笑)

ヤーヤー
ヤーヤー
お腹をゆすって「起きた!」と思ったらすぐ寝てしまって。何回かトライしたものの結局起きてくれず、助産師さんも諦めてしまいました(笑)

NSTの次はいつものエコーと内診。
前週の39週では子宮口は全く開いてなかったのですが、この日の内診では1センチ開いていました。
もう予定日なので、陣痛を誘発するために「いつもより強めに内診しますね」との先生のお言葉。

ヤーヤー
ヤーヤー
いわゆる内診ぐりぐりですね(笑)この日は痛かった…!

子宮口が1センチ開いたとはいえ、まだまだ産まれる気配もなくその日の検診は終了。
内診の影響で、その日の夕方に茶色いオリモノだけありました。

9月4日(40週1日目)

7:00陣痛間隔 時々
生理痛のような下腹部の鈍痛で目覚めました。
トイレに行くと昨日よりも出血が多く、茶色いオリモノというよりは鮮血です。
少量ではありますが下着が汚れてしまうのでナプキンをあてるレベル。

10:00陣痛間隔時々
なんとな~く「これは本番(出産)が来るかもしれない」と感じ、入院セットを完璧にします。
このセットを持って午前中に母親とランチに出掛けたのですが、お腹の痛みはだんだん強くなり、椅子から立つのもタイミングを見ないと痛くて立てない程
出血の量も増えていました。

ピロリ
ピロリ
お腹痛いのにランチに行ったんかい!
ヤーヤー
ヤーヤー
だって出産したらもう行けないから(笑)

14:00陣痛間隔30分~1時間半
心配で病院に電話しましたが「定期的な痛みでなければ様子見で」と言われ家で大人しくしている事に。
昼寝をしようとするも、腹痛でほとんど寝られませんでした。
陣痛カウントアプリで間隔を計り始めます。

19:30陣痛間隔5分~30
腹痛で立っているのも辛い状況に。
早めに就寝しようとするも、痛くて寝られません。

23:00陣痛間隔5分~10
痛みの間隔が10分を切るようになり、定期的になります。
この時はまだ前駆陣痛の可能性も考え、病院に電話はしませんでした。

9月5日(40週2日目)

00:30陣痛間隔 35
5分未満間隔の痛みが1時間以上続き、意を決して病院に電話しました。
「恐らく陣痛だと思うので病院へ来てください」と言われ、病院へ向かいます。

ヤーヤー
ヤーヤー
そのまま入院することになり、陣痛室へ直行しました。

3:00陣痛間隔 35
病院まで連れてきてくれた母がいったん家へ帰ることに。
真夜中の陣痛室で、だんだんと強まっていく陣痛に一人で耐えること数時間。

ヤーヤー
ヤーヤー
痛さと心細さから、助産師さんを前に泣いてしまいました…。

8:00陣痛間隔 35
夫ピロリ(ピロリ)と連絡がつき、急いで里帰り先に駆け付けてくれることになりました。

ピロリ
ピロリ
到着する前に産まれてしまうかと思ったけど、全然余裕だったね(苦笑)

12:00陣痛間隔 35
内診があり、子宮口が23センチ開ていると言われました。
痛みは更に増し、お腹だけでなく腰も痛くなってきます。

ヤーヤー
ヤーヤー
この辺りからもう痛みで泣き叫んでましたね…。備え付けの枕を引きちぎりそうになってました。

母親が時々見舞いに来てさすってくれたのですが、それが本当に心強かったです。

16:30陣痛間隔 →以後、もう痛すぎてアプリで図るどころではない
夫ピロリ(ピロリ)が両親、祖母と共に到着しました。
緊張の糸が切れたのか、更に号泣。
この後何度か内診を受けましたが、子宮口は3センチのままでした。

20:00陣痛間隔
再度内診を受けるも子宮口は3センチのまま開きません。

ヤーヤー
ヤーヤー
こんなに痛いのになんで全然開かないの!!(号泣)

まる一日泣き叫びながら陣痛に耐えていたのに、少しも開かなかった子宮口。
また苦しみながら過ごす夜がやってくるのか…いつ終わるのか…と、終わりが見えない陣痛に絶望し、「もう耐えられません!お腹を切ってください!」と助産師さんに泣きつきます。

ピロリ
ピロリ
そのうえ「もっと陣痛キツくなる」って言われてたもんね。本当に絶望だったね…

24:00
相変わらず痛みで叫んでいました。
痛みでトイレまで歩くのも一苦労で、2,3メートルしかないのに10分ぐらいかかっていました。
しかし、必死の思いでトイレに辿り着いても膀胱が赤ちゃんに押されているので全然でない!
結局助産師さんにカテーテルで取ってもらいました。

ヤーヤー
ヤーヤー
カテーテル、おすすめします!
私の場合かなり溜まって陣痛の妨げになっていた様で、取って貰ったらだいぶ楽になりました!

結局9月5日は子宮口3センチのまま一日が過ぎました。

ピロリ
ピロリ
どんな痛みだったの?
ヤーヤー
ヤーヤー
「痛み」というレベルを超えてた!
腰が爆発してて、お尻の中から鋭利な鬼の金棒でグリグリされてる感じ。

9月6日(40週3日目)

2:00
朦朧としたまま痛みに耐え、内診を受けると子宮口が4センチに。
この辺りから巨大なウンチを出したいような感覚が生じますが、ぐっと我慢しなければなりません!

ヤーヤー
ヤーヤー
赤ちゃんがどんどん下に降りてきてる証拠ですね。
これはウンチではなく、赤ちゃんです!

俗にいう「いきみ逃し」が必要で、夫ピロリ(ピロリ)にボールでお尻を押してもらうのですが、刺激されるのが逆効果なのか痛みが増してしまいます。

ピロリ
ピロリ
結局ボールはしまって、さする事しかできなかったね。

3:00
内診の結果子宮口は5センチに。
少しずつ進んではいますが、もうこの時点で本陣痛開始から28時間経過しており、ヤーヤーの体力気力も無くなってきています。

ヤーヤー
ヤーヤー
なんでこんな少しずつしか進まないの!!もう耐えられない!

4:00
子宮口が6センチまで開きました。
全開の10センチになってから分娩台へ行けるので、まだまだ折り返し地点です。

ヤーヤー
ヤーヤー
時計を無心で見て、秒針が一周すれば1分が過ぎる…5分間隔の陣痛をあと12回やりすごせば1時間が経つ…なんて考えていました。

5:30
この時の内診でぐっと進み、ほぼ10センチの全開になりました!

ヤーヤー
ヤーヤー
やっと分娩台に行ける!

実際は9センチとかで、10センチには届いてなかったと思います。
苦しむ私を見て、助産師さんが「もう分娩台に行こう!」という様子でした。
早起きして様子を見に来てくれた父親の「あともう少しだぞ!頑張れ!」という励まし耳に、分娩台に向かいます。

6:00
陣痛の間を縫って、這うようにして分娩台に辿り着きます。
やっとの思いで乗りますが、陣痛は絶え間なく続いているため仰向けに寝る事すら辛い!
助産師さんに教えてもらいながら、残ったわずかな力を振り絞っていきみますが、これがまあしんどい。

ヤーヤー
ヤーヤー
あとどのくらいで産まれますかね…?(泣)
助産師さん
助産師さん
順調にいけば7:30には産まれるかな~?
ヤーヤー
ヤーヤー
あと一時間半も…!!!!

ヤーヤー、ピロリ共に絶望したのは言うまでもありません。

ちなみに会陰切開は麻酔をしたうえでしました
出産前は怖かったですが、この時は「早く産まれるんだったらもう何でもいいから切って!」と思ってましたね(笑)

7:00
途中、先生に手で破水をしてもらったり、陣痛が遠くなったため促進剤を入れたりしてもがきいきむこと約一時間。
助産師さんが「そろそろお産です!」と他の助産師さんを呼び、いよいよという雰囲気になりました。

ヤーヤー
ヤーヤー
もうすぐなんだ!

残る力を振り絞ります。

7:15
最後のいきみで先生がふっと手を差し出しました。

ヤーヤー
ヤーヤー
これは…産まれるんだ!

正直、その直後の事は細かく覚えていません。
先生が何かを取り出し掲げ、気付いたら元気な産声が聞こえてきました。
遂に赤ちゃんの誕生です!

夫婦共に感動の涙!となるかと思いましたが、我々夫婦は疲労困憊で一滴の涙も出ず(笑)

ヤーヤー
ヤーヤー
いや~、とにかく「終わった…!」というのが感想だよね(笑)
ピロリ
ピロリ
二人とも疲れ果ててたね(笑)

予定日から遅れること3日、3215グラムの元気な赤ちゃんを産み、32時間15分に及ぶ長いお産が幕を閉じました。

【感想】初めてのお産を振り返って

出産後一番に思った事は「次は絶対に無痛分娩にする!」ですね(笑)
私はもともと痛みに弱い方ではありますが、出産がこんなにも辛いだなんて…想像をはるかに超えていました。
陣痛の痛みそのものも辛いですが、この痛みがいつまで続くのか分からないの点もとても辛い。
肉体的、精神的にタフでないと乗り越えられないなと思いました。

「出産の痛みなんて忘れちゃうよ~」なんて声を聞くたび、「嘘!私は絶対忘れない!!!」と思っていましたが、実は…

ヤーヤー
ヤーヤー
忘れつつあります

辛かった事自体は覚えているのですが、鮮明だった記憶はだんだんと薄れてきています。

ピロリ
ピロリ
子供がかわいいから?
ヤーヤー
ヤーヤー
そんな聖母マリア的なもんじゃない…
その後の新生児期のお世話が過酷だからさ…

分娩台の上でも思いましたが、出産・育児って「待った」無しなんですよね。
「辛いから、痛いからちょっと待って!」とはいかない。
お産でボロボロになった身体での不眠の育児がはじまり、辛い記憶は次々に上塗りされていきます。
辛い新生児期のレポートも後日まとめたいと思いますが、出産レポートとしてはここらへんで。

ではでは!

【出産レポ】立ち合い出産で旦那にして欲しいコト3選!こんにちは、愛妻家ピロリ(ピロリ)の妻のヤーヤーです。 2019年9月に、旦那の立ち合いのもと第一子を出産しました! 初めて...
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