ホットクック中心の「コンロキャンセル」生活、停電したらどうする?【ポータブル電源で対策&検証】

ホットクック中心のコンロなし生活をしていると、ふとよぎる不安…
「もし停電になったら、わが家の食生活はどうなるの?」
わが家は、ガスコンロを手放してホットクックやヘルシオなどの調理家電だけでごはんを作る「コンロキャンセル生活」を5年以上続けています。
便利で快適な一方で、電気が止まったときの無力さは、想像以上に大きいものです。

今回は、そんな不安に備えてわが家が実際に行った対策をレポートします。同じような暮らしをしている方のヒントになればうれしいです。


- 2才と5才を育てるワーママ
- ホットクック2台持ち×5年のヘビーユーザー
- コンロキャンセル歴5年目突入
- Jackeryポータブル電源で停電対策中
ホットクックメインの「コンロキャンセル」生活の弱点、それは「停電」
ホットクックを中心に、「ガスなし」でごはんを作る暮らしを続けて5年。
火を使わないから子供がいても安心、ほっとくだけでOKなので加熱中はすべて「自由時間」に。
コンロキャンセル生活は、わが家にとって最高の時短術です。


でも、唯一にして最大の弱点があります。電気が止まった瞬間に「何もできなくなる」こと。
予約調理も、ほったらかし調理も、すべて電気ありき。停電した瞬間、ホットクックはただの箱です。



2024年に南海トラフ地震の注意情報が発表されたとき、頭をよぎったのは「このままだと、本当に何もできなくなる」という焦りでした。
もちろん、停電時に最優先すべきは「調理」ではありません。非常食を食べてやりすごす、というのが現実的な選択肢でもあります。
ただ、計画停電や長期の停電が起きたとき、ホットクック中心の生活が完全に機能停止するのは避けたい。
「何もできない」状態にならないよう、わが家も何かしらの備えを考える必要があると思ったのです。
ガスではなく「電気を備える」という選択をした理由
「停電対策=カセットコンロ」が一般的かもしれませんが、わが家はあえてガスに戻らない道を選びました。
理由はずばり、2才と5才の小さな子どもがいるから。
火を扱う場面が増えるのは、どうしても不安が残ります。
特に停電のような非常時に、子どもを見ながら火を使うのは現実的ではありません。



わが家は夫が出張で不在の日も多く、ワンオペ育児の中ではなおさら難しいなと感じました。
そんなとき出会ったのが「ポータブル電源」。火を使わず、いつもの家電がそのまま使える。
「これだ!わが家にピッタリな停電対策だ」と思いました。
ポータブル電源ってなに?ホットクックでも使えるの?
「ポータブル電源」とは、コンセントの代わりになる「持ち運べる電源」のこと。
アウトドアや車中泊、防災グッズとして人気が高まっている商品です。



スマホの充電はもちろん、照明や扇風機、ミニ冷蔵庫など、さまざまな家電を動かすことができます。


ポイントは「ホットクックのような調理家電にも使えるモデルがある」ということ。
出力(W数)が足りていれば、電子レンジやIHコンロなどにも対応できるんです。
わが家でも実際に、1.0Lと2.4Lのホットクックをポータブル電源で動かしてみましたが、どちらも問題なく調理できました!
>> 【初心者でも分かる】ポータブル電源とは?超カンタンガイド


実際に使ってみた!ホットクック×ポータブル電源【実測レポート】
停電時にも本当にホットクックが使えるのか?気になったので、実際にわが家で動かしてみました。
1.0Lと2.4L、それぞれで何分の調理にどれだけ充電を使うのかをチェック。
その結果がこちらです!
使用モデル | モデル・メニュー | 調理時間 | 使用した充電量 |
---|---|---|---|
Jackery 2000New(2000Wh) | 1.0L ・オムレツ | 約10分 | 約4% |
Jackery 2000New(2000Wh) | 2.4L ・おでん | 約65分 | 約24% |
Jackery 1000New(1000Wh) | 1.0L ・野菜スープ | 約22分 | 約24% |
Jackery 1000New(1000Wh) | 2.4L ・シチュー | 約31分 | 約35% |




想像よりも消費が少なく、1.0Lモデルなら数回の調理もOK。余った充電でスマホ充電やテレビ使用も出来ます。
とくに実感したのは、「いざというとき、ちゃんと使える」と確かめられたことの安心感。



災害時にホットクックで本格的な調理をするかはわかりません。
でも「使える選択肢がある」ことが、大きな安心材料になりました。
>> 【Amazon人気No.1】実験に使ったJackery 1000Newのレビューはこちら


>> 【ママでも持てる超大容量モデル】Jackery 2000Newのレビューはこちら


まとめ|「停電したら詰む?」ホットクック生活にこそ電気の備えを
ホットクック中心の「コンロなし生活」は、家事の時短にも安全面にも大きなメリットがあります。
でも、電気が止まればその快適さは一瞬で失われます。
非常時の食といえば「非常食」や「備蓄食」。短期間ならそれで乗り切れるかもしれません。
でも、もし大型停電や地震による計画停電が起こったら?
そこまで想定すると、やはり何かしら対策を考えないといけません。その答えが、わが家では「ポータブル電源の導入」でした。



清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しましたが(笑)、実際に得られた安心感は、想像以上でした。
「停電=詰む」という不安を、あなたの家庭からも減らせますように。
この記事が、そんな第一歩になればうれしいです。