【初心者向け】ポータブル電源とは?仕組み・使い道・おすすめメーカーまでまるっと解説!

「ポータブル電源って聞いたことあるけど、実際なにができるの?」
「防災アイテムとして注目されてるけど、モバイルバッテリーと何が違うの?」
災害時の備えとして注目が集まる一方で、仕組みや使い方が分からず不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では初心者さんでもスッと理解できるよう、「どんなものなのか?」「何に使えるのか?」を分かりやすくご紹介します。
家庭での停電対策は、意外と見落とされがち。(参考:内閣府)でも、もしもの時に「電気がある」ことは、とても心強い備えになります。

いざという時、大切な家族を守るための「電気の備え」。
この記事がその一歩になればうれしいです。
- Jackery:【最大50%OFF】ビッグセール開催決定:7/1(火)スタート
- BLUETTI:【最大52%OFF】夏まつり特電祭 開催中:7/7(月)まで
- Amazon タイムセール開催中:Jackery / EcoFlow / BLUETTI / Anker


- 2才と5才のママ
- Jackeryポータブル電源愛用中@賃貸アパート
- ワンオペ想定の防災対策、ゆるく実践中!
ポータブル電源とは?簡単にわかる仕組みと役割
まずは「そもそもポータブル電源ってなに?」という疑問から解消していきましょう。
ポータブル電源の基本的な役割や仕組み、そして他のアイテム(モバイルバッテリー・発電機など)との違いまでわかりやすく説明します。
コンセントがない場所でも家電が使える「持ち運べる電源」


ポータブル電源とは、あらかじめ電気をためておいて、停電時や屋外でも家電を使えるバッテリーのことです。
スマホやライトはもちろん、扇風機・炊飯器・冷蔵庫などの「コンセントが必要な家電」も動かせるのがポイント。
操作はとてもシンプルで、ガソリンなどの燃料も不要。発電機よりもずっと手軽で、音やにおいも出ません。



もし災害などで停電しても、大型モデルが一台あればスマホの充電や照明の確保、食材を守る冷蔵庫まで使えますよ。
モバイルバッテリー・蓄電池・発電機との違いは?
ポータブル電源と聞くと、「モバイルバッテリーと何が違うの?」「発電機じゃダメなの?」と疑問に思う方も多いはず。
それぞれの特徴を、かんたんに整理してみましょう。
種類 | 特徴 | 向いている使い方 |
---|---|---|
モバイルバッテリー | スマホ充電用の小型バッテリー | 外出時のスマホ・タブレット |
ポータブル電源 | 家電も使える中型バッテリー | 停電時やアウトドアなど |
蓄電池(家庭用) | 据え置き型。大容量で高価 | 家全体の停電対策 |
発電機 | ガソリンで電気をつくる。音・排気あり | 屋外イベント・工事現場など |
ポータブル電源は「持ち運べて、スマホも家電も使えるちょうどいいサイズ感」が最大の魅力。
モバイルバッテリーよりパワフルで、発電機より静か・安全。まさにいいとこどりのアイテムなんです。



「とにかく簡単に使えて、いざという時に困らない電源がほしい」
そんな方にはポータブル電源がぴったりです。
>> ポータブル電源とモバイルバッテリーの詳しい違いはこちら


どんな時に使える?日常でも災害でも頼れるポータブル電源
防災用のイメージが強いポータブル電源ですが、実は日常のちょっとしたシーンでも役立つアイテムなんです。
ここでは「災害」「日常」それぞれの使い道を具体的にご紹介します。
停電・災害時に「ある」とないでは大違い
地震・台風・大雨など、日本ではいつでも災害が起こる可能性があります。
実際、停電を経験した人の多くが「スマホの充電ができない」「冷蔵庫が止まって困った」といった声をあげています。


そんな時ポータブル電源があれば、下記のように暮らしを「日常に近づける」ことができます。
- スマホやラジオで情報を得る手段を確保
- 扇風機や電気毛布で暑さ・寒さ対策
- 冷蔵庫や電子レンジでいつもの食事を守る
- 照明を使って暗闇での不安や防犯リスクを減らす
特に小さな子どもがいる家庭では、明かりと家電が使えるだけで安心感が大きく違います。



ロウソクの代わりにライト、冷たいご飯の代わりに電子レンジ! もしもの時、「電気がある」って本当にありがたいと感じます。
>> ポータブル電源は防災に必要?災害時に役立つか徹底検証!


日常使いで「動くコンセント」として活躍
ポータブル電源は、非常時だけではなく普段の生活でも便利に使えます。
- ベランダでのプール遊びやBBQに、扇風機やホットプレートを設置
- コンセントが足りない場所で、在宅ワーク用の電源確保
- ピーク時間の電気使用を避けて、電気代の節約
など、「コンセントが届かないけど電気を使いたい」場面で頼りになります。
ソーラーパネルと一緒に活用すれば、ベランダ発電でエコ&節約にも効果的。


家の中でも外でも、「ここに電源があればな〜」というシーンで活躍してくれるのが、ポータブル電源の魅力ですね。



我が家は賃貸でコンセントが少ないので、よく電源代わりに使っています!
>> 具体的にどう使う?ポータブル電源の使い方と注意点はこちら


安全性は大丈夫?ポータブル電源を安心して使うために
「バッテリーってなんだか怖い…」「発火や事故って起きないの?」ポータブル電源は便利な反面、安全に使えるのかという不安もつきものです。
このパートでは、初めての方が気になる「安全性」についての基本情報と、安心して使うためのポイントを紹介します。
信頼できるメーカーを選ぶことが、安全への第一歩
ニュースなどで「モバイルバッテリーが発火した」といった事故を見かけると、不安になりますよね。
こうした事故の多くは、無名メーカーの製品など、品質管理が不十分な製品に原因があります。
ポータブル電源も同様で、信頼できるメーカーから選ぶことが、最大の安全対策になります。
- 安全性に関する検査や第三者認証を受けている
- 過充電・過放電を防ぐ安全設計がされているか
- 発熱時の自動停止機能などがあるか
こちらのおすすめメーカー4社のような信頼性の高いメーカーでは、上記ポイントを押さえてるモデルが殆ど。
安全な製品を選ぶには、まず信頼できるブランドから絞るのがポイントです。



ポータブル電源の安全性については下記の記事で分かりやすく解説しています。「ちょっと怖いな…」と不安を感じている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
>> ポータブル電源は本当に安全?火災事故の事例とリスク対策まとめ


安全に使い続けるための3つのポイント
ポータブル電源の中には、スマホやノートPCと同じ「リチウムイオン電池」が使われています。
そのため、高温の場所や水気のある環境では使わないなど、基本的な注意点を守ることが大切です。
また最近では、発火リスクが低く・寿命も長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を使ったモデルが増えており、10年使える製品も出てきています。
- 室内や日陰など、風通しの良い場所で使う
- 使用後はしっかり電源を切る
- 充電中に異常な熱を感じたらすぐに使用をやめる



ポータブル電源の安全性と寿命には、どんな電池が使われているかが大きなポイント。詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてくださいね。


安心できるメーカーって?初心者におすすめの4社


ポータブル電源は、できれば長く・安心して使いたいもの。そのためには「どのメーカーを選ぶか」も大切なポイントです。
この章では、初心者の方でも信頼して選べる実績ある4つのメーカーをご紹介します。
メーカー | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
Jackery | 初心者向け・操作が簡単 | 迷ったらこれ!な定番が欲しい人 |
EcoFlow | 急速充電・拡張性あり | 忙しい家庭・機能重視の人 |
BLUETTI | 長寿命・大容量モデルが豊富 | 家族で備えたい・長く使いたい人 |
Anker | 軽量・コンパクト | 小型で使いやすいものが欲しい人 |
Jackery(ジャクリ)|初心者人気No.1の定番メーカー
アメリカ・カリフォルニア発の老舗ポータブル電源メーカー。
シンプルな操作性と豊富なラインナップで、初心者からの支持率が非常に高いのが特徴です。
- 世界累計販売台数500万台以上
- 大容量でも軽量・コンパクト設計で扱いやすい
- 日本向けサポート・無償回収サービスあり



我が家もJackeryユーザーです!説明書もわかりやすくて、最初の1台にぴったりでした
\世界累計販売台数500万台!/
EcoFlow(エコフロー)|急速充電&大容量に強い
中国・深圳発の急成長メーカー。最大の特長は業界最速クラスの急速充電性能です。
その他アプリ機能など充実しているモデルも多く、アウトドアや車中泊などの本格派からも広く支持されています。
- 高速充電と高出力が両立できるモデル多数
- 拡張バッテリーなど応用性も◎
- 購入後の無償回収サービスも対応
\最速充電で素早く備える!/
BLUETTI(ブルーティ)|大容量モデルに強い家庭派
こちらも中国の電力機器メーカーPOWEROAK(パワーオーク)社のブランド。
とくに「家族全員で使える」「3日分をためておきたい」といった防災本気層に人気です。
- 長寿命バッテリー(リン酸鉄)搭載モデルが多い
- 拡張性が高く、蓄電池的な使い方も可能
- 重めのモデルが多いので据え置き派向け
\災害時もたっぷり電気が使えて安心!/
Anker(アンカー)|モバイルバッテリーからの信頼感
スマホ用モバイルバッテリーで有名なAnker。
その技術を活かして開発されたポータブル電源は、軽量&コンパクトで扱いやすいモデルが中心です。
小型モデルを検討している初心者にとって「聞いたことがある安心感」は大きなメリットですね。
- シンプルでスタイリッシュな設計
- 家庭での“ちょい使い”に最適
- 軽さ重視のモデルが多い
\コンパクトで持ち運び楽々!/
ポータブル電源はどう捨てる?(処分方法)


ポータブル電源はバッテリー製品なので、家庭ゴミとしては捨てられません。
自治体での処分も難しい事が多く、ほとんどの人にとって一番わかりやすい方法は「メーカーに回収を依頼すること」になります。
ここでは初心者でも迷わず処分できる、おすすめの捨て方をご紹介します。
「自治体で捨てられない」と思っておこう
リチウムイオン電池を含むポータブル電源は、多くの自治体で燃えないゴミ・粗大ゴミとして出すことができません。
小型家電リサイクルの対象になることもありますが、受け入れ条件は地域ごとに異なり、サイズやバッテリーの状態によって断られるケースもあります。



条件が難しいうえに手間や費用もかかるので、初心者にとっては、自治体での処分は難しいと考えておくのが安全です。
メーカーの「無償回収サービス」を使えば安心
ほとんどの大手ポータブル電源メーカーは、不要になった本体を無償で回収してくれるサービスを提供しています。
ネットで申し込み、指定方法で送るだけ。自治体と違って迷うこともなく、確実に安全に処分できる方法です。
メーカー | 注意点 | 具体的な方法 |
---|---|---|
Jackery | ・日本国内で販売されたものに限る | 詳しくみる |
EcoFlow | ・自治体で回収できない場合に限る ・正規販売店以外での購入品、中古購入品も対象 | 詳しくみる |
BLUETTI | ・日本国内で販売されたものに限る ・自治体で回収できない、 かつ正規販売店で購入の場合に限る | 詳しくみる |
Anker | ・中古購入品も対象 | 詳しくみる |



使えなくなった際に「どう捨てよう…」なんて悩みは一切不要!
無償回収サービスの有無はポータブル電源選びの大きなポイントになりますよ。
ポータブル電源の捨て方は詳しく下記でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
>> ポータブル電源の捨て方は?無料の処分・廃棄方法を徹底解説


ポータブル電源に関するよくある質問
ポータブル電源についてよくある質問をまとめてみました。
まとめ:ポータブル電源とは、防災にも日常にも使える「電気の備え」
ポータブル電源は、災害時の「いざという時」はもちろん、日常でも「ここに電源があったら…」という場面で頼れる存在です。
種類が多くて迷うかもしれませんが、信頼できるメーカーを選び、正しく使えば初心者でも安心。



「電気の備え」があるだけで、心のゆとりも大きく変わりますよ!
まずは「どんな時に使いたいか」から、少しずつイメージを広げてみてくださいね。
次におすすめの記事はこちら
- 容量の選び方がわかる!
▶ ポータブル電源の選び方|家電別に容量をかんたん解説 - 日常での使い方を知りたい方へ
▶ ポータブル電源の活用アイデア10選|電気代節約にも◎ - 購入後の保管・充電が不安な方はこちら
▶ 長く使うための保管・充電ガイド