【真夏&熱帯夜で実測】Jackery 2000 Newでエアコンは何時間使える?検証レポ

40℃近い日々が続く、日本の厳しい夏(気象庁|天候別日数統計)。そんな中で停電が起きれば、エアコンが使えず、熱中症など命に関わることもあります。
そこで注目されているのが、停電時にもエアコンが使える大容量ポータブル電源「Jackery 2000 New(Jackery Solar Generator 2000 New)」です。
今回はその実力を検証すべく、外気温35℃の真夏日と、蒸し暑い熱帯夜の2パターンで、6畳用の100V家庭用エアコンを実際に稼働。何時間使えるかをリアルに確かめてみました!
検証結果まとめ|昼も夜も「しっかり使える」ことが判明!
検証時間帯 | 稼働時間 | 使用状況 |
---|---|---|
昼(外気温35℃) | 約6.5時間 | 設定27〜28℃/冷房連続運転 |
夜(熱帯夜) | 約11.5時間 | 就寝時に28℃設定/静音省エネ |
上記の実測データに加えて、より長く使うためのコツや、安全に使うポイントもまとめています。

「真夏の停電、どう乗り切る?」そんな不安を解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
>> Jackery ポータブル電源 2000 Newの基本スペックはこちら


\ 1000 New&2000Newが今だけ半額!/
- 開催期間:7/1(火)~7/20(日)
- 人気モデルが最大50%OFFのビッグチャンス
- その場で当たる2,000円クーポン抽選も同時開催!
【真夏35度・昼の停電】Jackery 2000 Newでエアコンは6.5時間使えた!実測レポート
30℃超えが当たり前になってきた日本の夏、真っ昼間の停電は特に危険!
まずは「Jackery ポータブル電源 2000 Newで真夏のピークタイムを超えられるか?」を確認すべく、外気温35℃の真夏日にエアコンを稼働してみました。
検証条件まとめ|部屋の広さ・エアコンの機種・外気温など
まずは、今回の検証環境から整理してご紹介します。
実際の停電時に近いリアルな環境で、どこまで使えるかを確かめました。
- 検証日:6月
- 外気温:35度(真夏日)
- 室温:開始時は30℃
- 部屋:6畳(窓とドア締め切り・カーテン開けた状態)
- 日当たり:直射日光あり、蒸しやすい構造
- エアコン:日立「しろくまくん(100V・6畳用)」
- 設定温度:27~28℃




今回使用したのは、南向きで日差しが強く、むわっとした空気がこもりがちな寝室。ドアも窓も閉め切った状態で、冷房が効きにくい「午後のピークタイム(11時〜17時)」を選びました。
さらに、遮熱カーテンや断熱フィルムといった工夫もせず、あえてハードな条件に挑戦。



「劣悪な状況で、Jackery 2000 Newでエアコンがどれくらい使えるのか知りたい」そう意図して、一番厳しい環境で検証しました。
【実測結果】Jackery 2000 Newで家庭用エアコンを6.5時間稼働|バッテリー残量と出力の推移
日中にJackery ポータブル電源 2000 Newで家庭用エアコンを稼働した際の、バッテリー残量と消費電力の推移を時系列でまとめました。
時刻 | 残量 | 消費電力 | 備考 |
---|---|---|---|
11:00 | 100% | 約460W | 検証スタート(室温32℃) |
12:00 | 81% | 約250〜300W | 室温27℃に到達 |
13:00 | 60% | 約230〜270W | 外気温35℃でも室温キープ |
15:00 | 30% | 約220〜240W | 冷房維持、外気温上昇で省エネモードに入らず |
17:33 | 0% | 約200〜250W | 約6.5時間で自動停止 |
日中は熱気がこもりやすく、冷房にはかなりの電力が必要。
特に起動時は消費電力が一時的に跳ね上がり、特にバッテリー残量の減りが早かったです。


さらに、室内が設定温度に達しても外気温がさらに上昇し続けるため、省エネ運転に切り替われず、平均消費電力は常時300W前後で推移しました。
結果として、稼働時間は約6.5時間。正直バッテリーの減りはやや早めでしたが、真夏のピークタイムをしっかり乗り越えられたことは大きな成果です。



たとえば「午前中は窓全開+扇風機でしのぐ」「午後からエアコン」など、時間帯によって使い方を工夫すれば、さらにバッテリーを長持ちさせることもできますよ。
真夏のピークタイムでもしっかり冷えた!体感レビュー
稼働から30分ほどで、部屋全体がしっかり涼しくなり、「あ、ちゃんと冷えてる!」と体感できるレベルになりました。
最初は設定温度を27℃にしていたのですが、途中で室温が26℃台まで下がって少し肌寒く感じたため、28℃に上げてちょうどよく。設定温度を上げたのは、正直びっくりでした。


部屋に入った瞬間の「ひやっ」とする感覚は、通常のコンセント利用と遜色なし。
普通のコンセントで使うときと同じような涼しさで、「これなら子どもたちも快適に過ごせる」と実感しました。



「冷えすぎて温度を上げる」なんて、正直びっくり!最初から28℃に設定していたら、もう少し長く使えたかもしれません。
ちなみに、容量が半分の「Jackery ポータブル電源 1000 New」でもエアコンがどれくらい使えるか、実際に検証しています。Jackery 2000 Newと比較してみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
>> Jackery ポータブル電源 1000 Newでエアコンは何時間使える?実測レポート


【熱帯夜・夜の停電】Jackery 2000 Newでエアコンは11.5時間使えた!実測レポート
夜の停電も、寝苦しさをや熱中症リスクを高めます。そこで「熱帯夜でも、Jackery 2000 Newでエアコンが朝まで使えるのか」実測してみました。



就寝中の稼働時間や消費電力、冷房効果など、リアルな結果をレポートします。
検証条件まとめ|就寝時の部屋環境・設定温度・夜間の気温など
- 検証日時:6月の蒸し暑い夜
- 外気温:25~28℃前後(日中は33℃の真夏日)
- 室温:開始時32℃
- 部屋:6畳(窓・ドア・カーテンをすべて閉め切り)
- エアコン:日立「しろくまくん(100V・6畳用)」
- 設定温度:27〜28℃(途中で28℃に上げて以後固定)




昼間の熱がこもった寝室は、体感でサウナのような暑さ。
タイマーでエアコンを切るとすぐ目が覚めてしまうような部屋で、ここ最近はずっと「つけっぱなし」で寝ていました。そんな状況での検証です。



「窓を開ければ?」と思う方もいるかもしれませんが、わが家では防犯上NG。夫が出張で子どもと私だけの夜も多いので、施錠は必須です。
【実測】Jackery 2000 Newで家庭用エアコンを11.5時間稼働|バッテリー残量と出力の推移
Jackery ポータブル電源 2000 Newでエアコンを一晩中使った結果がこちらです。
時刻 | 残量 | 消費電力 | 備考 |
---|---|---|---|
21:00 | 100% | 0W(起動前) | エアコンON、室温32℃ |
21:04 | 98% | 約460W | 急速に室温を下げるため消費電力高い |
21:12 | 95% | 約390W → 300W台へ | 部屋が冷えてきたので設定温度を28℃に変更 |
22:17 | 81% | 約10〜250W | 室温28℃キープ、出力安定 |
0:33 | 61% | 0〜240W | 子ども熟睡。静音運転に |
3:55 | 36% | 0W | 省エネモード継続 |
6:27 | 19% | 0W | 起床時も快適な室温を維持 |
8:37 | 0% | 約230W(断続的) | 約10時間半で停止 |
途中、2歳の息子の夜泣きで数回起きましたが、冷気は安定していて寝苦しさはゼロ。
エアコンの効きも十分で、コンセントで稼働している時とまったく変わらない体感でした。
また夜中に何度かアプリを確認したところ、消費電力は終始0W前後。しっかり省エネモードが効いていて、冷気も安定していました!
夜間のアプリ確認ログ(0:52&3:55)







唯一不安だった「本体の発熱」も一切なし。手で触れてもほんのり温かい程度で、安心して使えました。
ちなみに、朝になって外気が涼しくなれば、エアコンを止めて「窓+扇風機」でしのぐのもおすすめ。
その分のバッテリーをスマホ充電や冷蔵庫の保冷に回すことで、限られた電力をもっと有効に使えますよ。
静かさ・本体の熱・寝心地までリアルにレポート
Jackery ポータブル電源 2000 Newを就寝中に使うのは今回が初めてでしたが、エアコンを朝まで問題なく稼働できて、想像以上に快適で驚きました。
- 音がとても静かで、寝室でも気にならない
- 長時間使っても本体が熱くならない
- 子どもも朝までぐっすり(2才息子はいつも通り夜泣きしてましたが…)
特に静音性は驚きで、エアコンの稼働音よりもJackery本体の音の方が小さいくらい。
正直、「就寝時に本当に使って大丈夫かな?」「ちゃんと朝まで持つのかな?」と不安だったのですが、今回の実験でその心配はスッキリ解消!思っていた以上に安心して使えました。



想像以上に安心して使えました!
音に敏感なうちの子もぐっすり寝てくれましたよ。


Jackery ポータブル電源 2000 Newでエアコンを安全に使う3つのポイント
真夏の停電でもエアコンが使えるのは、Jackery ポータブル電源 2000 Newの大きな強み。でも、安全に使うには、ちょっとした注意と工夫も必要です。
特にエアコンは高出力な家電なので、使い方を間違えると、バッテリーへの負荷や発火リスクにつながることも。



ここでは、「安全に使うための3つのポイント」をご紹介します。
高出力対応の延長コードを使おう|発熱・火災リスクを回避
エアコンのコンセントは高い所に設置してあるので、Jackery ポータブル電源 2000 Newを床置きして使う場合、延長コードが必要になります。
このとき注意したいのが、「エアコンの消費電力に耐えられる延長コード」を使うこと!
特にエアコンは消費電力が高いので、一般的な細い延長コードでは熱を持ったり、発火のリスクも…。選ぶときは下記ポイントをチェックしてくださいね。
- 定格1500W以上対応
- 熱に強い構造(二重被覆や耐熱樹脂など)
- PSEマーク付きの信頼できるメーカー製
100円ショップなどの安価なコードはNGです。家電量販店やAmazonで「高出力用」と明記されたものを選びましょう。
ちなみにわが家はAmazonでこの商品を選びました。2mタイプなのでエアコンからJackery 2000 Newまで余裕で届きます。


遮熱カーテン・断熱対策で稼働時間をのばすコツ
検証のときはあえて「過酷な条件」で行いましたが、実際の停電時にはなるべく電力消費を減らしたいところ。
そのためにも、部屋に入る熱をできるだけカットする工夫がポイントです。
- 遮熱・遮光カーテンを閉める
- 窓に断熱シートを貼る
- 段ボールやアルミシートで日差しを遮る
これだけでも室温の上昇を抑えられるので、エアコンの負担が減って稼働時間が伸びる可能性があります。



日中の直射日光、あなどれません…!
見栄えなど気にせず、省エネ第一の対策を行いましょう!
排熱スペースを確保して、安全に長時間運転をサポート
Jackery 2000 Newなどのポータブル電源は、長時間・高出力で使用する場合に、本体内部に熱がこもることがあります。
特に夏場は周囲の気温も高いため、排熱がうまくいかないと温度上昇による自動停止のリスクも。快適に使い続けるには、「熱を逃がす工夫」が重要です。
- 壁にぴったりくっつけない(左右・背面に10cm以上のスペースを確保)
- カーテンや布で覆わない
- 直射日光が当たらない場所に置く


これらのポイントを踏まえて、Jackery 2000 Newの熱がしっかり逃げるように設置するのが重要です。



パソコンもたくさん使うと熱を持ちますよね?それと同じです。
ポータブル電源はバッテリー製品なので、特に気を付けましょう。
ちょっとした工夫で、Jackery 2000 Newでエアコンはもっと安心・快適に使えます。いざというとき困らないよう、事前に確認・準備しておくと安心ですよ。
まとめ|Jackery 2000 Newがあれば、真夏の停電でもエアコンが使えて安心
Jackery ポータブル電源 2000 Newでは、真夏の日中は約6.5時間、夜は11.5時間以上、エアコンをしっかり稼働できました。
真夏のピークもしっかり乗り越えられ、夜間は静か&省エネで朝まで快適。



「もし真夏に停電したら…」という不安を、Jackery 2000 Newがしっかり解消してくれます。
実際に「予行練習」してみて、私自身もかなり安心感が増しました!
今年の夏も、全国的に平年より気温が高くなる予想が出ています。(参考:日本気象協会 2025年 夏の天候予測)
いざというとき困らないよう、今のうちにしっかり備えておきましょう!
ちなみに、Jackeryはセールも頻繁に開催されていて、実際はほぼ半額で買えることがほとんど。
タイミングを見て、お得に安心を手に入れてくださいね!

