【図解】ポータブル電源のWhとは?読み方や単位の意味をわかりやすく解説

ポータブル電源のスペック表でよく見かける「Wh(ワットアワー)」。これは、どれくらい電気をためて・使えるかを示す重要な単位です。
しかし、「Wh」という言葉は普段あまり聞き慣れないため、
「Whとは?意味や読み方が知りたい」
「W(ワット)とはどう違うの?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
- Whとは?意味・読み方・単位の役割
- W(ワット)との違いとイメージの仕方
- 500Whモデルで実際にどんな家電がどれくらい使えるか
「ポータブル電源を選びたいけど、Whの意味がよく分からなくてつまづいている…」
そんなあなたにこそ読んでほしい!

読み終わるころには、スペック表がスラスラ理解できて、自分にぴったりのモデルを自信を持って選べるようになりますよ。
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Whとは?ポータブル電源の「容量(電力量)」を示す単位
ポータブル電源のカタログや商品ページに必ず登場する「Wh」という単位。
これは、そのポータブル電源が「どれくらいの電気をためておけるか(=容量)」を示しています。


たとえば「500Wh」と書かれていれば、スマホを約40時間充電できるイメージ。



つまり、Whの数字が大きければ大きいほど、より多くの電気を長く使える=安心感が高いモデルというわけです。
Whの読み方は「ワットアワー」
Whは「ワットアワー」と読みます。
まれに「ダブルエイチ」と表記されることもありますが、一般的には「ワットアワー」で通じます。
読み方を知らないと検索などでも困るため、基本の知識として押さえておくと安心ですよ。
Whは「電気のタンク容量」ためた電気を使うイメージ
Whの数値が大きいほど、たっぷり電気が入っていて、より長く家電を使えるということになります。
Whは「電気のタンクの大きさ」と考えるとイメージしやすいです。容量が多ければ、それだけ長く安心して使えますよ。





Whは「電気をためておける量」=タンクの大きさ。使いたい家電があるなら、大きめタンクが安心です!
【具体例】500Whのポータブル電源で使える家電の時間目安
「Whが多いほど長く使える」と言われても、実際にどれくらい使えるのかはピンときませんよね。
ここでは、500Whのポータブル電源を例に、家電ごとの使用時間の目安を見てみましょう。
家電の例 | 消費電力 | 使える時間の目安 |
---|---|---|
スマホ | 約10W | 約40時間 |
扇風機 | 約35W | 約11.4時間 |
電気毛布 | 約55W | 約7.3時間 |
小型冷蔵庫 | 約150W | 約2.7時間 |
家電の種類にもよりますが、単純計算で1000Whモデルはこの倍使えるという事になります。
ここまでくると、「Whの数字」がただの記号じゃなく、「どれくらい使えるか」のイメージに変わってきているはずです。



「500Wh」って書いてあったら、「スマホ何回分くらいかな?」って考えてみると、スペック表がグッと身近に感じられますよ。


Whはどうやって計算する?W(ワット)と使用時間でわかる!
「じゃあ、自分で使いたい家電に必要なWhを知るには?」という方のために、簡単な計算式があります。
Wh(ワットアワー)= W(ワット) × 時間(h)
たとえば、100Wの家電を5時間使いたい場合は、下記の計算式でWhを算出します。
【計算式】100W × 5h = 500Wh
つまり、500Whのポータブル電源が必要になるという事ですね。(実際には変換ロスもあります)



この式を知っておけば、「どのモデルなら使いたい家電に足りるか?」がイメージしやすくなりますよ。
>> ポータブル電源で家電は何時間使える?計算方法を漫画で解説


WhとWの違いを図解でやさしく理解しよう
WhとWは、どちらも「電気」に関係する単位ですが、まったく違う役割を持っています。
ここでいうW(ワット)は、家電に書かれている「消費電力」のことを指します。
一方、Wh(ワットアワー)は、「どれくらいの電気を使えるか」を表すものでしたね。
WhとWの違いを比較


単位 | 意味 |
---|---|
W(ワット) | 家電の「パワー・消費スピード」 |
Wh(ワットアワー) | 家電が使う「電気の量」 |
かんたんに説明すると、Wは「どれだけ速く電気を使うか」、Whは「どれだけたくさん使えるか」。
たとえば、500Whのポータブル電源を使う時、Wが大きければ使える時間は短くなり、小さければより長く使う事ができます。
WhとWの関係性は「バケツと蛇口」でイメージしよう
さらにイメージしやすくするために、「バケツと蛇口」のたとえを使ってみましょう。


- 左:バケツが大きい → 水(電気)をたっぷり使える
- 右:バケツが小さい → すぐに空になる
たとえば、500Whのポータブル電源でも、100Wの家電を使えば5時間、50Wの家電なら10時間ほど使えるというわけですね。
こうした関係をイメージできると、「このバケツにどれくらいの電気が入っていて、どんな蛇口(家電)を使うとどう減るか?」が感覚でつかめるようになります。



バケツの大きさ=Wh、蛇口の勢い=W。電子レンジなど「勢い強め」家電を使いたい方は、大きめバケツ、つまり大容量モデルを選べば長くつかえますよ。
まとめ|Wh(ワットアワー)がわかればポータブル電源選びがラクになる!
最後に、この記事の内容をもう一度おさらいしてみましょう。
- Wh(ワットアワー)は、「どれくらい電気をためて・使えるか」を表す単位
- W(ワット)は、「電気を使うスピード」のこと
- 「Wh= W × 時間」で計算できる
難しそうに見える電気の単位も、イメージに置きかえてみると意外とカンタンです。
数字の意味がわかるようになると、スペック表もすらすら読めるようになりますよ。



「Whってよく見るけど意味がわからない…」という方が、自信を持ってモデルを選べるようになったらうれしいです!
自分にぴったりのポータブル電源選びに役立ててくださいね。