ポータブル電源の使い方と注意点|初心者でも失敗しない3ステップガイド

ポータブル電源を初めて使う方にとって、「どうやって使えばいいの?」「壊したらどうしよう…」という不安はつきものです。
特に防災の備えとして購入した場合、いざというときに正しく使えないと困りますよね。
この記事では、初心者の方でも安心して使い始められるように、ポータブル電源の基本的な使い方と、やってはいけない注意点をセットで解説します。

わが家で愛用中のJackeryポータブル電源を例に、写真たっぷりでお届けします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ポータブル電源の使い方【初心者向け3ステップ操作ガイド】
ポータブル電源の使用方法は、想像以上にとってもシンプル。難しそうだな…と構える必要はありません。
ここでは、ポータブル電源を使うときの基本ステップを3つに分けて、わかりやすく解説します。
①ACやソーラーで本体を充電する
ポータブル電源を使う前には、まず本体をしっかり充電しておく必要があります。
充電方法については、主に以下の3つの方法が用意されている機種が多いです。
- 家庭用コンセント(コードは付属されてきます)
- ソーラーパネル
- 車のシガーソケット
家庭用コンセントでの充電方法は、付属のコードを本体側面にある「AC入力ポート」と家のコンセントに繋ぐだけ。
充電中は液晶画面に「入力W数」や「バッテリー残量%」が表示されるので、初めての方でも簡単に確認することが出来ます。




モデルによっては「高速充電」「静音充電」なども設定されていて、シーンに応じて変更する事も可能です。



ソーラーパネルでの充電も試しておくと、いざという時に「あれ?つながらない…」を防げます。天気のいい日に一度ためしてみてくださいね。
②使いたい家電を接続する
本体が充電できたら、次は使いたい家電を接続します。
多くのポータブル電源には、以下のような出力ポートが搭載されています。
- 【AC出力】:家庭用コンセントと同じ(最大出力に注意)
- 【USB出力】:スマホやタブレットなどの充電に
- 【DC出力】:車載冷蔵庫やポータブル扇風機などに
家電のプラグを適切なポートに差し込むだけでOKですが、使う家電の消費電力(W)には注意が必要です。
出力が足りないとエラーが起きたり、最悪の場合はシャットダウンしてしまうこともあります。


操作に慣れていない方は、まずスマホやLEDライトなど小さな家電から試してみるのがおすすめです。



まずは「スマホが充電できた!」って実感するところから始めましょう!それだけで自信を持って次に進めますよ。
③出力ボタンで電源を入れる
家電をつなぐだけでは、まだ電気は流れません。
ポータブル電源の多くは、安全のために「出力ボタン」を押して初めて電力が供給される仕組みになっています。
例えばUSBを使いたい時は「USB出力ボタンを押す」といったように、使いたい家電に合わせて出力ボタンを押します。


うっかり押し忘れると「コンセントにさしたのに動かない…?」と焦ってしまう原因になるのでご注意ください。



私も最初、「あれ?電気こない」って焦りましたが、出力ボタン押してなかっただけでした…!慣れれば簡単です!
ポータブル電源を使う時の注意点
ポータブル電源は便利な道具ですが、誤った使い方をすると、思わぬトラブルや故障の原因になります。
ここでは、初心者がやりがちなミスや注意点を4つに分けて紹介します。どれも覚えておくと、機器を長く・安全に使い続けることができますよ。
①定格出力を超えた家電を使わない
ポータブル電源にはそれぞれ「定格出力(W)」という使える電力の上限があり、その上限を下回る家電でなければ使えません。
たとえば、出力500Wのポータブル電源に消費電力1000Wの家電を接続すると、内部でエラーが起きて停止したり、最悪の場合は故障することも。
「使おうと思っていた家電が使えなかった…」という事態を避けるためにも、家電の消費電力やポータブル電源の定格出力を事前に確認しておくことも大切です。
【参考】消費電力の目安と稼働の可否
家電の種類 | 消費電力の目安 | 稼働の可否(目安) |
---|---|---|
スマホ充電 | 約5〜10W | 小型モデルでも可 |
ノートPC | 約50〜100W | 中容量モデル推奨 |
電気毛布 | 約50〜60W | 小型モデルでも可 |
ミニ炊飯器 | 約300〜600W | 中容量モデルでも一部可 |
ドライヤー | 約1000W以上 | 大容量モデルで可 |



コンセントに差せるからといって何でも使えるわけではありませんのでご注意ください!
②雨や湿気の多い場所では使用しない
ポータブル電源は屋外で電気が使える便利な道具ですが、ほとんどの製品は防水・防塵仕様ではありません。
そのため、雨の日や濡れた地面、結露が多い環境で使うと、感電・ショート・故障のリスクがあります。
また、手が濡れた状態での操作や、水がたまりやすい地面への直置きも避けるようにしましょう。



ベランダでソーラーパネル充電を想定している方も要注意!雨が降りそうな際は無理せず、屋内にしまっておくのが安全です。
③満充電のまま長期間放置しない
ポータブル電源を「非常時にすぐ使えるように、満充電のまま保管しておきたい」と思う方も多いですが、実はこの使い方はバッテリーの寿命を縮める原因になります。
満充電のまま何ヶ月も置いておくと、内部で劣化が進みやすくなり、いざ使おうとしたときに「バッテリーが減っている」「そもそも電源が入らない」といったトラブルにつながることも。
- 充電残量は60〜80%を目安にする
- 使用予定がない期間も3〜6ヶ月に一度は点検・通電する
- 高温・多湿・直射日光を避けた場所に置く
とくに、防災目的で長期保管する場合は、「気づいたらバッテリーゼロで劣化してた…」を防ぐために、季節ごとにチェックする習慣をつけておくと安心ですね。



3.11や9.1「防災の日」など、防災リュック見直しのタイミングでまとめてチェックするのがおすすめです。


④非対応機種でのパススルー使用に注意
「パススルー」とは、ポータブル電源を充電しながら、同時に家電がつかえる機能のことです。
とても便利な機能ですが全てのモデルで対応しているわけではなく、非対応機種で使うとバッテリーの劣化や発熱のリスクがあるので注意が必要です。
- まずは取扱説明書で「対応しているかどうか」を確認する
- 対応していても劣化する場合があるので常用は避ける


最新モデルはパススルー機能搭載のものが多いですが、機種によっては劣化する場合もあるので注意が必要です。



パススルー機能で劣化しないモデルについてはこちらの記事でまとめています。「いつもフル充電にしたいけど、劣化はさせたくない!」という方は是非ご覧ください。
>> ポータブル電源のパススルー充電は寿命を縮める?劣化しないモデルも紹介


ポータブル電源のよくある疑問4つ【寿命・修理・捨て方も】
ポータブル電源を初めて使うと、「これって大丈夫?」「使い方合ってる?」といったちょっとした疑問がいくつも出てくるものです。
ここでは、特に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
まとめ|初心者でも失敗しない使い方のポイント3つ
ポータブル電源は、正しい使い方とちょっとした注意点さえ押さえれば、防災・停電時にとても頼もしい味方になります。
特に初めて使う方にとっては、「接続のしかた」「液晶画面の見方」「NG行為」を事前に知っておくことで、いざという時に落ち着いて使うことができますよ。
- 使い方の基本は「充電 → 家電接続 → スイッチON」の3ステップ
- 出力オーバーや濡れた環境での使用はNG
- 満充電での長期放置や非対応のパススルー使用も注意



「買って置いておくだけ」では、ポータブル電源の力は発揮できません!
ぜひこの記事をきっかけに、実際に使ってみることから始めてみてくださいね。
今回使ったモデルはこちら!
この記事で紹介した使い方や注意点は、Jackery ポータブル電源 1000Newで検証しました。
初心者にも扱いやすく、軽くてパワフル!写真つきのレビュー記事はこちらからどうぞ!
>>【軽い・コンパクト・大容量!】Jackery 1000Newの実物レビュー


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