たくさんの家電やライフハック術を駆使して在宅ワーク生活を送っています!
先日お得なふるさと納税の概要を説明しました。
今回は具体的な手続きの紹介です。
※今回は主に、寄附する人を「会社員(雇用主が1つ)」と想定して説明します!
1. 先ずは自分の寄附限度額を知ろう!
寄附金額は寄附する人の収入によって決まります。
先ずは自分の寄附限度額を知らないといくら寄附していいのかわかりません。
さっそく寄付限度額を調べる具体的な手順に進んでいきましょう!
手順①手元に用意する物
※大まかな限度額を知りたい方はこのまま「手順②自分の寄附限度額を計算してみよう!」に進んでください!ただ、手元に資料を揃えて算出した方が、より正確な寄附限度額がわかりますので1度計算することをおすすめします。
最初に去年(1月~12月)の収入がわかるような以下の書類をご用意ください。
・源泉徴収票
→分かり易いのでおすすめ!
・確定申告書
例えば、会社員で収入源が他になければ会社で作成している源泉徴収票が良いでしょう!
もし手元になれけば、人事部に依頼すればすぐ貰えることが多いので聞いてみてください。
確定申告書は普段自分で作成していなければ準備は不要です。
またフリーランスなどの方は自分の収入はわかるはずですので、去年の確定申告などの書類を引っ張り出してください(笑)
手順②自分の寄附限度額を計算してみよう!
手元に資料がそろったところで収入や税金、保険料を入力して自分の寄附限度額を算出してみましょう!
どこのサイトでも構いませんが、個人的にふるさとチョイスの寄附限度額の算出が分かりやすいと思います!
今回はこのページで「会社員」を前提に説明します!
まずページに飛んでもらうと、算出方法が2つ選択できます。
・詳細シミュレーション
→細かく設定することで詳細な寄附金額を算出できます
※手元に資料のない方は「かんたんシミュレーション」で算出しましょう!
・かんたんシミュレーション
→家族構成と年収の2クリックのみで算出できます
今回は「詳細シミレーション」を説明します!選択し下にスライドしていきます。
そこで「源泉徴収の方」「確定申告Aの方」「確定申告」の中から「源泉徴収の方」をクリックし該当情報を入力していきます。
項目の横に「?マーク」がありますが、クリックすると手元にある源泉徴収票のどこを入力すればよいかすぐ分かるので便利です!
因みに「ご本人の給与収入」の?マークを押すと…
このように、源泉徴収票の転記場所を教えてくれます!
手順③今年の収入が前年に比べ大きく変動する方のみ!収入を修正しよう!
基本的に前年1年間の収入を元に自分の寄附限度額を算出していきますが、もし今年の収入が大きく変動する場合は修正し実態に合わせてみましょう!
例)転職して1年で2ヶ月間だけ無収入であった(もしくはその予定である)
前職の1か月の給与が額面で25万円だったら
前年収入-25万円×2ヶ月分=今年の年収見込み
などでざっくりでいいので給与収入を調整してみましょう!
税金などの他の項目は計算するのが面倒なので、個人的には去年と同額でいいと思います(笑) 去年の源泉徴収票を出してきて、同じ金額を書いてみてください。
手順④計算結果を確認しよう!
全ての項目を入力し終わると、このように結果が表示されます。
今回は私が計算したところによると、私自身の寄付限度額は78,826円のようです。
私はギリギリまで利用するのは怖いので、限度額を75,000円として寄付することに決めました!
では、自分の限度額がわかったので、寄付をしてみましょう!
2. ふるさと納税のまとめサイトからお礼品を選ぼう!
それでは自分の寄附限度額がわかったところで、まとめサイトから寄附をしましょう!
まとめサイトには数千円から数万円まで、食品、雑貨など様々なお礼品が紹介されています。
自分の寄付限度額内で、お礼品を好きに組み合わせて申し込みを行います。
それぞれのサイトに特徴がありますので、気になったサイトを利用してみてください。
以下には押さえておきたい厳選3サイトを紹介します!
1. 楽天ふるさと納税 一番オススメ!
楽天がやっているという事で、寄附する時に楽天スーパーポイントが利用できます。
また申し込み時になんとポイントが貯まります!
もちろんスーパーセール時もふるさと納税は対象となりますので、実質の2,000円負担がポイントで還元されるため、負担がゼロになることも!
<メリット>
・楽天スーパーポイントが利用できる&貯まる
・2,000円も負担したくない人はポイントで還元される可能性がある
<デメリット>
・取り扱い数が厳選されている
2. ふるさとチョイス
掲載数No.1のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」です。
全国1,788自治体、15万点以上の地域の名産品などを 「ランキング」や「自治体の寄附金の使い道」などから寄附する自治体を選べます。
<メリット>
・とにかく取り扱いの数が多いため、比較検討ができる
・「ふるさとチョイス」限定のお得なお礼品がある
・申し込みフォーマットが使いやすい
<デメリット>
・お礼品が明確に決まっていないと種類が多すぎて選び辛い
3. さとふる
以前、CMをやっていたため認知度の高いサイトです。
品数、特集、キャンペーンなどが豊富です。
また、ドコモ、ソフトバンク、auを利用されている方なら月々の携帯電話代とまとめて支払いが可能です。
更に返礼品ごとにレビューもあるため、他の人の生の声が聞けます!
<メリット>
・特集が多く、お礼品に迷った時の参考になる
・お礼品ごとにレビューがある
・早ければ1週間で手元に届く
<デメリット>
・ふるさとチョイスほどお礼品の種類がそろっていない
3. お礼品を迷った時の「はずれない選び方」と「私おススメの選ぶ基準」を教えます!
お礼品がありすぎて迷っている方もいるんではないでしょうか?
そんな方のために「はずれない選び方」と「私おススメの選ぶ基準」を教えます!
「はずれない選び方」の王道は「食品」と「日用品」である!
確かに何でも貰えると思うと迷っちゃいますよね(笑)
そんな時は、日常的に使う消耗品や食べ物は間違ありません!
例えば、少しでも自炊する方はお米や魚、肉はいくらあっても大丈夫ですよね?
また、日用品として毎日使うコスメもふるさと納税にはあります。
さらにせっかくなので、いつもならなかなか手が届かないワンランク上の物も良いですね!
ぴろりんの様に迷いがちな方は、参考にお礼品のまとめサイトのランキングを見てみるのもおすすめですよ!
是非、「これ良いな!」と思えるものを選んでみてください!
私がおススメする「選ぶ基準」はクレジットカード払いができるもの!
理由は3つあります。
(1)振り込みやコンビニ支払いが面倒(手間削減)
(2)クレジットカードのポイントが付く(自己負担額減少)
(3)支払い忘れが起きない(納税忘れ回避)
特に(3)は1回やらかしているので、それ以後は絶対にクレジットカード払いを徹底しています(笑) 忘れ防止にはなるし、ポイントも貯まるし、メリットばかりですよね!
(番外編)今まで貰ったお礼品一覧
今まで寄付して貰ったお礼品の一部を並べてみました。
今はすでに終了しているお礼品もあるかもしれませんが、あしからず…参考にしてみてください!
・山形県 天童市
→山形正宗(まろら)&パルマ産生ハムセット
・長野県 喬木村
→㈱マツザワ/市田柿ミルフィーユと白い針葉樹ギフトセット
・高知県 四万十町
→岡田商店三代目が選ぶ仁井田米(新米)
・佐賀県 太良町
→東一 山田錦純米酒
・山形県 山形市
→ラ・フランス
・北海道 音更町
→とかち「ソーセージ・チーズおつまみ」セット
・鳥取県 倉吉市
→明倫まちづくり合同会社 メイリーン
どれも美味しくいただきました!やはり食べ物は「結局使わないよ…」なんてことが発生しないので、是非食べ物から選ぶことをおすすめします!
4. お礼品が決まったら寄附をしましょう!
迷いながらもお礼品が決まったら、そのまま寄付をしましょう!
各まとめサイトで手順通りに進んでください。
ここでの1つ注意点です!必ず「ワンストップ特例制度を利用する」にチェックを入れましょう!
ここでチェックを入れる事によって、後で簡単に税申告をするための書類がもらえます。
詳細は「6. 忘れてはいけない税務署へ申告!(※超重要※)」で説明しますが、そこで必要な書類なので必ず取り寄せるようにしてください。
最悪使わなくともいいので、とにかく「ワンストップ特例制度を利用する」にチェックは忘れないように!(大事なので2回言いました)
手続きが全て終了したら、届くのを待ちましょう!
5. 手元に届いたら存分に楽しみましょう!
念願のお礼品が手元に届いたらすぐに開けて中を確認しましょう!
食べ物なら美味しく調理してあげ、日用品なら丁寧に使いましょうね(笑)
またお礼品と一緒に自治体からのチラシが入っていることが多いです。
その場合、その場所を想いながら食べたり、使うのがこちらからできる1番の恩返しだと思います!
気になった場所には、是非旅行で行ってみましょう!
6. 忘れてはいけない税務署へ申告!(※超重要※)
さて、楽しい気分を害するのは気が引けますが、税務署への申告を忘れてはいけません!
申告を行わないとただ数万円を寄附しただけで、お金は一切戻ってきませんのでご注意ください!
税務署への申告は2つの方法があります。
1. ワンストップ特例制度
2. 確定申告
それぞれを説明します!
ワンストップ特例制度と手続き
ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税をした後に、面倒な確定申告をしなくても寄附金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄附した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!
寄附金上限額内で寄附したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から控除してもらえます。難しくも、面倒でもありませんから、本当におすすめの方法です。
ただし、利用するためには3つの条件があります。
1. 確定申告をする必要のない給与所得者等であること
2. 1年間の寄附先が5自治体以内であること
3. 寄附のたびに自治体へ申請書を送付していること
1は普通の会社員でしたら問題ないですし、2と3は気を付けていれば基本的に大丈夫です。
具体的な手続きですが、ここで「4. お礼品が決まったら寄附をしましょう!」で取り寄せたワンストップ特例制度の書類が必要となります!
お礼品の郵送が数か月先でも、この書類だけは先にお手元に届きますので、忘れず開封しましょう。
必要事項を記入し期日内に…
・ワンストップ特例制度の書類
・個人番号(マイナンバー)確認書類
・本人確認の書類
の3点セットを自治体に送り返しましょう。
これだけで、煩わしい手続きは終了です!予想以上に簡単ですよね?(笑)
具体的な書き方は参考ページに書いてあるので見てみてください!
確定申告と手続き
そもそも確定申告とは、1月1日~12月31日までの1年間で得た所得(収入)を確定させ、正しい税金を納付することが目的です。
確定申告はふるさと納税を行った方でも、下記のような方は行う必要があります。
1. 1年間の寄附先が6自治体以上の方
2. ワンストップ特例制度の書類を期日内に提出できなかった方
確定申告は、下記のページからパソコンで作成することが可能です。
確定申告の具体的な入力方法は下記のページが図解で説明しているので分かり易いです!
作成後は最寄りの税務署に直接持ち込むか郵送で送りましょう。
7. 国税局より還付されます!
申告が無事に終了し、何事もなく受理されると、約3か月後までに国税局より還付金として指定口座に振り込まれます。
これで、実質2,000円の負担でふるさと納税ができたことになるのです!
まとめ
お疲れ様でした!かなりの情報量で疲れましたか?
また最後の税務署の申告は難しそうだなと感じましたか?
最初は私もそう感じていましたが、やってみたら案外簡単です!
それに手間以上にたくさんのメリットがあります!
1度やってしまえば慣れるので是非、お得なふるさと納税にチャレンジしてみてくださいね!