貯金

【新入社員向け】最初は貯金50万円を目指せ!

こんにちは、趣味で家計カウンセラーをやっているピロリです。

新入社員として入社された皆さん、おめでとうございます!

様々な期待を胸に希望に満ち溢れていると思います。

ピロリ
ピロリ
ただ…貯金の計画って立ててますか?

学生時代では稼げなかったまとまった金額が給与として振り込まれます。

浮かれた過ぎて散財しないようにしましょう!(昔の自分に伝えたい…)

ではまず最初にいくらを貯めればいいのか?

それは「万が一の備えとなる貯金」として50万円を目指す!ということについてお話しします。

そもそも貯金には2種類ある

一概に「貯金」と言っても、2つの意味があります。

  1. 目的を達成する為の貯金(=目的達成軍資金)
  2. 万が一の備えとなる貯金(=生活防衛資金)

それぞれを説明します!

①目的を達成する為の貯金(=目的達成軍資金)

「①目的を達成する為の貯金」である目的達成軍資金は、自分があらかじめ決めていた目標に対する貯金です。

例えば、

  • 「海外旅行に行きたいから20万円を貯めよう」
  • 「車を購入したいから150万円を貯めよう」
  • 「子供の教育費として500万円を貯めよう」

が、目的達成軍資金に該当します。

②万が一の備えとなる貯金(=生活防衛資金)

②万が一の備えとなる貯金である生活防衛資金の目的は、予期せぬ支出の対応や収入減に伴う生活費の確保です。

では、予期せぬ支出でお金に困る時とはどんな時でしょうか?

新入社員で可能性が高いのは、病気による入院です。

私も同期が新入社員時に病気で入院し、貯金がなくしんどそうでした。

今回は入院を想定しながら50万円の理由を解説します。

なぜ50万円なのか?

まず入院には「入院費用」と「生活費」の2つがかかります。

入院費用については、公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、平均して20万円ほどかかります。

ピロリ
ピロリ
もちろん、病気の種類によってはピンキリですが、平均で20万円ってバカにならない金額ですよね?

さらに入院中及び入院前後の生活費を考えなければなりません。

厚生労働省の調査によると、入院日数は平均29日です。

ほぼ1ヵ月ではありますが、生活費は余裕を見て1.5ヵ月程度は備えておくべきでしょう。

よって、仮に1ヵ月の生活費を20万円と仮定すると場合、

入院費(20万円)+生活費(20万円×1.5ヵ月分)=50万円

を最低でも貯めておくべきです。

「万が一の備えとなる貯金」で50万円を貯めたら絶対に安心か?

もちろん、50万円を貯められたら絶対に安心という事はありません。

じゃあ、何のための蓄えだ!と言われそうですが、万が一の備えとして「先ずは」50万円をきっかけに始めてもらいたいです。

こうやって、何に使うかを想像できると、漠然と貯めるよりも力が入りますよね。

50万円が貯まったら、次のステップとして100万円、200万円と金額を増やしてみてください。

最終的には「1ヶ月の生活費×6〜12ヶ月分」を貯められれば、会社が倒産して働けなくなっても野垂れ時ぬことはありません(笑)

まとめ:具体的なケースで考え、貯金額が設定する

どうだったでしょうか?

私が推奨している50万円の根拠は理解して貰えたと思います。

しかし50万円はあくまで、目安です。

大切なのは、自分の価値観や生活環境にあった金額を設定することです。

ぜひこの機会にお金の事を真剣に考えてみてはどうでしょうか?

でも50万円なんて大金の貯め方がわからない!と思いましたか?

大丈夫です。「あるやり方」を実践すれば、勝手にお金は貯まっていきます。

その話はまた次回!

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