こんにちは、ピロリ（ピロリ）です。
昨日、以前から気になっていた劇場版「キングダム」を観てきました。
紀元前3世紀の古代中国の戦国時代末期が舞台で、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中国時代劇漫画です。
2006年から連載され、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞作品となっています。
そんな「キングダム」の原作ファンである私は、基本的に漫画を実写化した映画は観に行きません。ただ今回は想像以上に完成度が高かったので、その興奮を伝えようと思います！
観るか否かを悩んでいるあなたは、ぜひ私のレビューを参考にして観に行ってください！
※原作ファン以外は若干ネタバレがあります
結論：「原作ファン」も楽しめる映画だった！
そもそも、漫画原作の実写化って「原作ファン側」と「映画製作側」の2者が満足する映画って難しいですよね？
原作ファン側は…
一方、映画製作側は…
そして大半の映画は、原作ファンのイメージを崩す映画として、世に飛び出します！
ただ、今回の「キングダム」は、原作ファンでも続編が見たいと思うような良い映画になっていました！
良い所「原作に忠実！」
今回の映画内容は、原作の1～5巻の王宮奪還までの話です。
まず驚いたのは、かなり原作に忠実だったことです！
もちろん映画の構成上、原作と全く一緒という訳ではないですが、違和感のない流れになっています。
またキャスティングも素晴らしく、原作キャラに似た人たちを配役したという印象です。
個人的には「騰役」の「要潤」が雰囲気も似ていて、思わず出てきた時に笑ってしまいました(笑)
演技では、特に「嬴政と漂」の二役を演じきった「吉沢亮」が素晴らしかったです。
以上の「話の構成」と「キャスティング」から、忠実に原作の世界観を創っていたので、私は大満足でした！
悪い所「若干クオリティーが低い箇所も…」
これまで書いた通り、「話の構成」と「キャスティング」については素晴らしかったです。
ただ残念なところも2つありました。
それが「武器のクオリティー」と「エキストラの戦に対する本気度」です。
先ずは1番残念だったのは「武器のクオリティー」！
その中でも特に気になったのは、「山の民タジフの石のハンマー」と「大将軍王騎の矛」です。
もちろん、本気で制作したら役者が振り回せないとは思います！
が、しかし！
もう少し丁寧に作って欲しかったと思います…
また「エキストラの戦に対する本気度」が足りないです！
乱戦を上空から撮影している画があり、ふと端の方で戦っていたエキストラの方が目に入りました。
よく見ると小学生のチャンバラのようなお粗末な剣の振り方をしていて、見ているこっちのテンションが下がりました…。
以上の2つが少し残念なポイントではありました。
まとめ：原作ファンも観に行くべき！
実写化した映画の中では、クオリティーも高く今後の展開が気になる映画でした！
ちなみに、原作を読まないで観に行った妻のヤーヤーも…
と言って、漫画を読み始めました(笑)
「キングダム」ファンはもちろん、初めて観る人も楽しめる映画になっているので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで観て欲しいと思います！
ではでは。
ピロリ
